最近というか5年ほど前から90年代、00年代の国産スポーツカーの値段が上がってる。上がっているというより高騰してる、値段がクルマの完成度に見合ってないほどに。
ただそんな中でも個人売買での取引価格はそんなに高いってわけでもない。車の機械的な知識がないとあんまりお勧めできないけど、知識があったりそれ相応の覚悟があるのなら個人売買という選択肢もあり、みんな大好き古い国産スポーツカーがかなり格安で買える。
というわけで今回は国産スポーツカーの個人売買相場をまとめる。ソースはヤフオクだったりtwitterだったり。
予算100万以内
予算別で箇条書きで紹介していく。予算別に分けてるのは何となくイメージしやすいように。
100万ってのは個人的に個人売買で払える限界の額、金銭的にもそうだし個人売買は現金一括が基本だから100万以上を一個人に渡すのは何となく怖いなって思う。べつに100万以上もあげていいんだけど安く買うって点で言えば100万以上はあまり現実的じゃないかなって考え。
んで本題、100万以内で買えるだろうなぁって車種はこんな感じ
- 86・BRZ
- JZX100系
- 70スープラ
- 180SX
- シルビア(ターボ)
- スカイライン(34以外)
- CR-X
- インテグラタイプR
- シビックタイプR(EP3)
- シビック
- インプレッサ
- ランサーエボリューション(8,9以外)
ただし色々注意点もある。86・BRZに限って言えばあくまで底値の話、平均的には100万は越えてくる、ATだったら結構安いけどおそらく求められてるのはMTだろうし。
インプレッサも限定車とかはべらぼうに高いらしい、ぼくはスバルあんまり詳しくないんで型式の違いとか言われてもよく分からん、インプ欲しい人はstiとか求めてるのかな、とりあえずsti無しだと結構安いよ。
この中で個人的おすすめは100系かな、とにかく壊れるイメージがないし速い、1jzは偉大。
あとは日産系、部品の流用が星の数ほどある、中古車で重要なのは部品があるかどうか。日産は流用天国だし、トヨタは比較的長いこと作ってくれる。
それに比べてホンダは何してんだかって感じ、専用部品ばっかりで部品の在庫数が少ないしすぐなくなる。
でもこうやって並べてみても、もう20年も経とうかという車が100万円出さないと買えないって意味わからない、86・BRZは現行だから除くとしてここに挙げた車種はもう旧車の域に達そうとしてる。
でもそういうのに向き合って上手く折り合いをつけながら乗る車、好きで乗るんだからその車に愛情を注げるかってこと。
予算30万以内
100万なんか大金だ!でもスポーツカーが欲しいっていう贅沢な方々へ。
せめて30万はためてくれ、そしたら選択肢が増える。10万以内でもあるにはあるけど時の運と人脈が必要、そういう環境がない場合は30万ためてくれ。そうすれば下記に挙げる車種はタイミング次第で買える
。
- セリカ
- ヴィッツRS
- アルテッツァ
- スターレット
- シルビア(NA)
- ローレル(AT)
- フェアレディZ(Z33)
- スイフトスポーツ
- アルトワークス
- コペン
- コルトラリーアート
- RX-8
- ロードスター(ND以外)
個人売買は何があっても自己責任
スポーツカーって意外と安いんだなって思わん?
でもあくまで個人売買の値段、車屋を通してないんだから納車前整備なんかされてないのはもちろんのこと、車検もあるかどうかは現車次第、個人売買では現車状態がすべて。、納車してすぐ壊れたなんか当たり前。
脅してるわけじゃないんですがそういうケースもあるってこと。ぼくは今まで乗った車全て個人売買で手に入れてるけど、外装が錆びてたり、納車されて自走で帰ってたらハンドルがまっすぐなのに曲がってたり、エアコンが効かなかったり。
でもこの程度だったらまだマシ、ぼくは運がいいほう。
だからこそ個人売買で買うときは自分に確かな知識があることとそれ相応の覚悟が必要だということを何度も言っておく。ただ頭でっかちもよくない、結局買わないで終わっちゃうから思い切りも大事。
知識と覚悟がある人には個人売買を強くお勧めする。自分の好きな車を自分の手で直したりして育てていく、自分自身の糧にもなり車にも愛着がわいてくる、楽しいよ。
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